【 使用期間: 2023.10〜現在 】 EOS R6 Mark IIへの乗り換え対応でメインレンズとして使う為にRFの標準ズームレンズを購入。 しばらくはEF-EOS RアダプターでEF24-70mm F2.8 II USMを使う予定だったけど、キャッシュバックキャンペーンやってたので悩んだ挙句に期間ギリギリに購入を決断。今のご時世では時間経っても安くはならないのでキャンペーンで2万戻ってくる方が得。 しかし目眩がするほど高額である(現時点で実売30万円以上)。今までEF24-70mm F2.8 II USMをメインで使って来たからこそ思い切れたけど、フツーはアマチュアで手を出せるレンズじゃないな。購入を決断することができない価格帯。 EFレンズと比べるとRFレンズは12.7mm長く95g重い。スペック上の太さは同じだけどレンズ後半が絞り気味のEFに比べてRFは太い範囲が広くてポテっとしてる。 EFをEF-EOS R経由で使うと24mm長くて110g重くなるので、実際のところRFレンズ使う方がサイズと重さはビミョーに有利ではあるが、カメラ含めてミラーレスらしいサイズや重量には程遠い。 RFの標準ズームがバカ高くて大きく重い理由がこれ。IS(光学式手ぶれ補正)が入ってる。このクラスのISの差額は10万円近いのでISなしのEFが20万オーバーだったことを思えばモノとしては適正価格ではある。 このISをどう評価するかでこのレンズの価値が大きく変わる。そもそも標準ズームの範囲ではISなんかいらないって思っていた。24-70mmの範囲ならちゃんと撮ればブレない。開放F2.8の上にISO感度も3200ぐらいまで実用範囲なので夕暮れ時の薄暗さでもシャッター速度を確保して撮れてた。真っ暗になると厳しいけどそりゃー当たり前。完全な夜景は三脚使うのが当たり前。 それが常識だったのだが、EOS R6 Mark IIで常識の基準が大きく変わった。ボディ内手ブレ補正が入ったことで「暗いから撮れない」から「暗くても撮れる」に変わった。それだけじゃなく「手持ちの低速シャッターでブレずに撮れる」という新たな常識が生まれた。これは衝撃的だった。 そーなってくるとISとの協調制御でさらにブレ補正が強化される意味は大きい。もはや当たり前に手持ちで低速シャッターで撮れる。真っ暗でもISO感度アップと合わせて手持ちで何でも撮れる。滝とか水の流れとか動きを表現する低速シャッターも手持ちで問題ない。完全に常識が変わった。 高額なレンズだけど低速シャッター撮影の常識が変わるという意味での価値は大きい。思いつきで自転車でウロつく身としては夜に三脚不要でブレずに撮れるメリットは絶大。 6D Mark II + EF24-70mm F2.8 II USMの組み合わせから、R6 Mark II + RF24-70mm F2.8 IS USMへ移行で、ボディが95g軽くなりレンズが90g重くなった。差し引き5gの軽量化でほぼ同等。ミラーレスで軽く小さくなるという期待は打ち砕かれるが、今までと同等の負担で夜の写真撮れるから許しておくか。 これからメインレンズとして使い込んでいく予定。 |
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RF24-70mm F2.8L IS USM(Canon)
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