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柿とトレイルとみかん

2021年 11月 07日

ホースを交換してブレーキ治った。そのチェックを兼ねて柿を買いに行く。昼にはいったん戻るのでCOHO XCは空荷。空っぽだとハンドルに影響はほぼなし。逆に軽すぎて安定感というかハンドルのどっしり感が消える。まーTRS2単体で乗ってる状態に近いだけだが。

ちなみに空荷でもCOHO XCが付いてるだけで高速巡行能力は少し落ちる。本体だけで10kgあるのでアシスト領域外ではハッキリと分かる差が出る。自転車に10kgの荷物積んでも遅くなるんだから当然の話。アシスト領域の速度で走る程度では影響は体感できない。その代わりバッテリーの消費に重量増加分の比率でキッチリと影響が出る。

いつもの柿ストリート。早くも曇ったな、、、

周囲の斜面にはあちこちに柿が見える。道路からだいぶ奥に入ったところに本気の柿農園があるのでこの辺はお遊び程度な感じだと思うが、だからこそ無人販売で出してる柿はお得。

本命のとこに無かった。出すの不定期。偶然のタイミングでしか買えない。でもここのがダントツでレベル高い。また来よう。

仕方ないのでしぶしぶと第2候補で入手。質も量もワンランク落ちるがこのぐらいが標準ではある。本命のとこの柿が良すぎる。

帰りは適当に知らないルートを通る。コスモス畑があった。太陽隠れたままなのでどんより。自転車屋に届け物があるのでちょっと寄り道してから一旦帰還。

昼からはTRS2単体で近くの山へ。軽くトレイルでブレーキチェック。盆栽ストリートからアプローチ。盆栽も紅葉がはじまってる。

イチョウの葉っぱの先端だけが黄色になってる。このパターンは去年のフライング幸先詣で見たな。どんな条件でこうなるんだろ。

低い山だけど色づいてるとこがポツポツと。

断続的に短いトレイルがあるので入る。登り方向でトレイルに入れるのがE-MTBの強み。緩くはないのでトライアルちっくになるが、それが楽しい。これが下り方向だとわりと危ない。本来は自転車で入るのはアウトなので(国定公園の中って扱い)コッソリと通るには最大限の配慮がいる。

とにかくできるだけ人に会わないこと。これは午後やや遅めに山に入ればいい。すぐに薄暗くなるので歩いて抜ける人はもうトレイルから出かかってる。15時ぐらいになると時間的にトレイル内を歩いてる人はいなくなる。その時間帯を狙う。人に会わず走行の痕跡も残さなければ通っていないのと同等なので黙認状態のまま現状維持。

後ろ向きだけど黙認の現状維持がギリギリ。雰囲気的にも交渉して公式に通れるようにとかする余地はなく、黙認の領域を外れると明確に自転車進入禁止の看板や入れないようにするポールが立って終了する(近くの別の山はそうなって終了してる)。

トコトコとトレイルを登る。この辺は短いのが断続なのですぐ舗装路に出るんだけど。

トレイル入り口へ向かって裏道のさらに裏を通ったら廃道化が急激に進んでた。下は舗装路なものの草の侵食がえげつない来年にはもう通れないかも。

藪漕ぎしながら強引に突破。体中に草のタネがくっつく。

抜けたと思ったのだがその先も廃道だった、、、挟まれた。行くしかないので強引に突破。

どーにか抜けた。この辺はまだ人の手が入ってるようだ。でも時間の問題だろな。おそらく草刈りメンテしてるのは個人。その人が手を入れなくなったら自動的に廃道化が進むと思われる。突破してきたところも数年前までは人の手が入ってた。たぶん同じ人がやってたんだと思う。畑を使わなくなって放置状態になったと思われる。荒れはじめると早いな。

あまり見ない方向から男木島と女木島。うーん、雲が増えたな。太陽隠れてしまった。

本命トレイルに入る。ずっと傾斜キツイし崩れたグズグズの岩で超荒れてるとこあるので下りは危ない。E-MTBで低速登りのトライアル要素で楽しむとこ。押して通過する場所も多い。

この時間帯なら誰もいないと思っていたがトレランの人がいた。下ってきてトレイルの入り口で折り返してまた登ってきた(抜かれた)。E-MTBより早く移動できるならこの時間帯でもトレイル内にいるわな。

でっかい石がゴロン。横の路肩はイノシシが掘ったのか崩れてふかふかナナメ。

めっちゃ荒れてる。激登りでこの状況では私のテクでは乗車は数メートル単位。何度も停車しつつのトライアル。ここだけで長いこと遊べる。

お寺に寄る。木々は少し紅葉始まってる。今年はコロナ落ち着いたから紅葉時期は人いっぱい集まりそうだな。

違うとこのトレイル。やっぱり登り方向。まだピークへ向かってる段階だったりする。

ピーク越えてから別ルートのトレイル。濡れた岩は滑ってむずい。空気圧を1.2barに落としてきたのでだいぶマシだけどライン取りをミスるとペダルひっかけてアウト。

わりと平らな区間が多いので岩と段差を舐めるように越えるのが程よく楽しい。ここはトレイル的には幹線道だけど16時過ぎてるので狙い通り誰もいない。低いとは言ってもモロに山の中なのでこの時間に歩きでここにいたら山の中で暗くなる。まーこっちも気は抜けない。自転車がトラブったら同じ話。対処できる装備と明るいライトは必須。

ほどよい場所から脱出ルートで舗装路に出た。ここから舗装路登って再度ビーク越えて違う方向に行く。

別ルートのとこに「車両(バイク等)での通行はご遠慮ください」の掲示が追加されてるのだが、それに噛み付いてる人がいる。こういうことするから黙認の現状維持が崩れるんだよ、、、代案ってなんだよ。ダメなことやってるのはこっち側だぞ。

たぶんこの掲示は自転車に対してじゃなくてエンジン付きのオフロードバイクに対してのモノ。このルートはエンジン付のバイクが入り込んで掘り返した痕跡やオートバイのブロックパターンの跡がある。トレイル外の斜面にも盛大に上り下りして掘り返したタイヤの筋が無数にあったりする。そんなことをしてたら黙認もできなくなるわな。

この掲示に噛み付く人がいるってことは状況は改善されない。先行きは暗い、、、

まー知らない人らのことをグダグダ言っても何も始まらない。なるようにしかならない。舗装路をのんびりと登る。

ピンポイントだけどいい感じに色づいてるとこがある。

なんか走りにくいと思ったら空気圧落としたままだった。電動ポンプでサクッと元に戻す。TRS2単体だけどちゃんと持ってきた。

ピークを越えてダイナミックに下る。ほぼ車と同じ巡行速度。登り返しは自転車に戻るけど。

瀬戸内海へ向かって自由落下。

パステルカラーな夕暮れの瀬戸内海。遠くに先週通った瀬戸大橋が見える。見るのは1ヶ月単位だが通るのは数年に1回だな。

そろそろ時期なのでみかんに寄ってみる。今は小ぶりなやつ。1袋買って携帯リュックで背負って帰る。カメラ背負ってるとこに追加なので1袋でも重い。やっぱCOHO XC付きで買いに来るべきモノ。

肝心のブレーキは完治。タッチもカッチリだしエグいぐらい効く。やっぱ大きなローター+XT4ポッドは素晴らしい。ポタリングメインでも止まる性能は大事。オススメです。
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