PSA1の印象

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デザインとアシストの基本性能は素晴らしい!メーカーは街乗りしか考えてないけど、山道ポタリングに最適です(^^)
BESV PSA1で山道

身長168cmの私にはノーマルのポジジョンはハンドル遠めです。おそらくMサイズぐらいな感じで設計されてます。Sサイズフレームが合う人はステム短くした方がしっくりきます。

アシスト性能は強力でノーマルギアでも山道登れます。アシスト3なら15%程度の傾斜でも大丈夫です。常識的な峠道は人力MTBの2〜3倍の速度で登れます。

そして、速度落とせば登り坂をまるで平地の様に走れます。いわゆる「アシスト力」としてはまったく問題なし。アシストコントロールも滑らかで素晴らしい。ペダル踏んでからアシストかかるまでに一瞬タイムラグがあるのが残念(制御系の能力の問題かな。この価格帯では仕方ないか)。

アシストモードは1,2,3とS(スマートモード)。低速では1でもアシストを強く感じます。速度出るとアシスト弱るのが早いので20km/h超えで巡航するには3にしたくなる。が、3にしてるとゼロ発進のアシストが強力すぎてバランス悪い、って感じ。街乗りするにはSモードを使うことが多いけど、これもちょっと低速強すぎ(楽に移動する街乗り用途には悪くないですけど)。

さすがに山道ポタリング用としてはギア比高すぎです。登れるけどケイデンスとのフィーリングが合わない。サイクリングやポタリングでは人間負荷とアシストのバランスが大事。アシストがでしゃばりすぎると走りが楽しくない上にバッテリー消耗が早いです。

人力とアシストをいいバランスで組み合すにはギアの多段化とローギア化が必須。フロント42T、リア11-36Tにするといい感じ。アシスト1と軽いギアを組み合わせるとほどよい負荷でゆっくり登れます。

42T+36Tでもアシストを切ると7%ぐらいの坂を登るのも苦行です。もっと軽いギアが欲しいところですがフロントシングルの構成上、この辺が落とし所。ま、アシスト3にすると20%の坂も上がれるので切らなきゃOKですけど(^^;

スペック上の走行距離はアシスト1で90km。実走で標高300mぐらいの峠を越えて行き来する80kmのルートを走れました。山のふもとから出発して登り基調で走ると標高1000m以上まで行けます。

90kmがMAXで標高成分が混ざった分だけ距離が減る、って感じ。登りと下りが中心のルートだとアシスト1で50kmぐらいが目安です。傾斜キツイ山の中ばかりをアシスト3でグイグイ走り回ると30km程度で残量無くなります。

走り回ってわかったことは、
・平地と登りで人力自転車とは快適性が逆
・どこ走っても極端な心拍ピークがない
ってこと

アシストは24km/hで止まります。平地では21km/hぐらいから上は走行抵抗と相殺されるのでアシスト感はほぼ感じません。それ以上の速度では「車重20kgの超重くタイヤの太いミニベロ」です。価格的に回転系のパーツも安物なので性能的には期待できません。速度出すと急激に鉄下駄になり、ついでにリアサスが盛大にペダルロスを発揮します。無理して速度出す自転車ではありません。

逆に、人力自転車が20km/h以下でしか走れないシーン。登り坂とか強風向かい風など過酷シーンでもPSA1は20km/hで走れます。そして、その状況下でも過激な心拍負荷はかかりません。

快適なシーンがまるで逆なので人力自転車と使い分けが可能です。平地メインのロングライドは圧倒的に人力自転車が快適、逆に登りと下りしかなくゴーストップが多い山道散策ポタリングではPSA1がとんでもなく快適。

PSA1でウロウロしてると、「電動アシストだと運動にならんでしょ」って言われます。

実際は同じ時間枠ならPSA1でウロついた方が消費カロリー多いです。人力とアシストを丁度よくバランスしてると「ほどよい負荷」を常に維持してます。平地も登りも人間側の負荷はあまり変わりません。

人力MTBに比べ登りは負荷が低く、平地巡航は負荷少し高め(20km/h以上で巡航しようとがんばってしまうので)。人間側の負荷を全体で平均化した様なイメージです。走ってる時間が同じなら運動量は同じ。消費カロリーも同じです。

山道だと人力MTBは超高負荷なシーンが混ざります。疲れて休憩が増えるので、同じ時間枠ならPSA1の方が走ってる時間が多くなって消費カロリーで上回ることも。

まー、走り方次第です。人力自転車でもゆっくり走れば運動量少ないので。

PSA1の欠点というか難点は「人力スポーツ自転車と一緒には走りにくい」ということ。平地と坂でペースが逆転してどっちも一緒に走りにくい...。そもそもPSA1では平地オンリーは行きたくないし、人力自転車は平地なしの山オンリーは行きたくないだろうから一緒に走る機会自体が少ないだろうけど。

あと、アシスト3で軽くゆるいペダリングを意識してアシスト領域内の遅めの速度で走ると夏場でも汗をかかずに移動できます。純粋な街乗りの移動手段としてかなり有効です(元々はこれを想定してるハズですが(^^;)。

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