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2023.11.05
「いしづち山麓SWEETライド」のロングコースにTRS2AMで参加。コロナで中止を挟みつつ今回で6回目の参加(2016、2017、2018、2019、2022のレポ)。 今年はエントリーの競争率が上がってたようで気を抜いてたら定員枠埋まってた、、、運良く追加募集があったのでそこで滑り込みエントリー。人気が出るのは良いことだけどエントリーしにくくなるジレンマ。参加する側としては悩ましい。 イベントは朝が辛い。4時半起きで高速飛ばして会場入り。まだ朝早いのに参加者の車がゾロゾロと臨時駐車場へ入っていく。誘導に従って止めたが、どーも誘導スタッフが自転車イベントを理解してない。止めた後ろに別の車を詰めて止めさせてる。いやいや、そんなことしたら自転車降ろせんじゃん。リアから自転車降ろすんだから向かい合わせの駐車でしょ。 時すでに遅しなので車を前にずらして降ろすしかない。以前の参加時は前向き駐車だったと思うんだけどなぁ。今回は誘導指示がちゃんと伝わってなかったのか? 受付。電子スタンプを押してもらう。まだ時間が早いので参加者はまばら。今になってどどーっと車が流れ込んできてる。 巡行希望速度が25km/hと20km/hで別れてるけど、実際のところ25km/h希望は走れるロード組なので実際の流れは30km/hコースなんだよなぁ。そして20km/h希望の方はほんとに20km/h。23km/hぐらいの巡行で走りたいのだがなかなかムズイ。まー、第一エイド過ぎたらごちゃ混ぜで適当になるのだが。バラければ追い越しもできるし。 大量のレンタル用Eバイクを見ると愛媛を感じる。ジャイアントばかりだが数の威力はすごいな。 このガッチリしたサイクルラックも愛媛を感じる。重いEバイクを引っ掛けてもビクともしない。グラグラしないサイクルスタンドってわりと少ない。地味だけどこういう部分って大事。 愛媛の知り合いが自走でやってきた。COHO XC付きで出るようだ。うちも持ってきたらよかったな。意外とエイドで食べる場所に困るのでイスとテーブルを運んで都合いい空間に出してくつろぎたい。 開会式。西条市の市長さんの挨拶など。 そして愛媛プロレス。笑いをとる演出はイベントとして楽しい。もうちょっと参加者に絡んで欲しかったかな。去年のノリの方が面白かった。 スタート待ち。真ん中ぐらいに並んだら走れるロード組に飲み込まれてたようでペース速かった。のんびり走るなら後方1/4ぐらいに並ぶべきだな。 スタートして裏道スイスイ。てかビュンビュン。ロードの巡行速度はやっぱ速いな。 今回はちょっとルート変わってるようだ。とはいっても知らない道というわけでもなく走行順が入れ替わってる感じ。 西条のベネチアが先に出てきた。ここで走行中の写真撮影はダメです、って走行スタッフに注意される。あれ?そんな禁止事項って追加されてたっけ?これまでは問題なかったはずだが(走行スタッフと話しながらジャンジャン撮ってたこともあるし)。 走行時の撮影はダメに従ったので停車中の写真のみ。交通量のある信号待ちは歩道上で待機。 1つめのエイド着。ロードペースに引っ張られて早くも足が終わりかけ。ここからはゆっくり行こう、、、 アップルパイ、水餃子など食べ物を色々もらう。いつもと違う食べ物なのが素晴らしい。毎年出てると完全に同じパターンだと飽きが出てくる。コースの微妙な変更とか食べ物の変更とか入ってると新鮮味があってとてもいい。 ここでさっきの走行スタッフさんがいたので走行中の写真撮影が禁止事項になったのか聞いてみた。すると禁止事項として記載はしてないけどスマホと同じで道路交通法違反なのでダメなんです。との話。うーん、デジカメ撮影がスマホ操作と同じで道路交通法違反って初耳なのだが、、、 低姿勢で気を遣って説明してくれるのだが違反の根拠はスマホと同じという説明だけなのでスッキリしない。まーでもイベント中はスタッフさんの指示に従うのが筋。道路交通法違反でダメならその旨をルールに書いて明示した方がいいですよ、大半の人は知らないと思うので、と話をしておいた。 エイドを出て次へ向かう。走行中に撮れないと大幅に写真が減るなぁ。信号停止があるから少しは写真撮れるものの、走行中に撮るのを当たり前でやってきてるからあまりにもどかしい。 2つめのエイド。 今回は新しくパスタが登場。やっぱいつもと違う食べ物出てくるのは楽しい。いちごのスムージは同じだが今日は異様に暑いのでめっちゃうまい。 竹のハンドルを見せてもらった。めっちゃしなってた。微振動の吸収はよさそうだがダウンヒルには使用禁止らしい。その制限がちょっと信用ならんな。 エイド出て次へ。やっぱデジカメの走行撮影は違反じゃないはずだよなぁ、スマホは画面見続けるからダメだったはず。と思いつつコソッと撮る。 SWEETライドは細めの裏道を多用してくれるので好き。交通量のある幹線を避けるのが目的っぽいが個人的にはこの程度の狭い道の方が好み。 3つめのエイド着。 暑いからかイチョウの色はまだビミョー。 がんもどき、炊き込みご飯、飲み物、デザートにキャラメルソースのスイーツ。わりとお腹減ってたので炊き込みご飯は全部食っちまった。お腹ぱんぱん。 エイドから出発。ここは激坂スタートなのでスタートの並び順とか関係なし。短い坂でぶっちぎりの先頭に(笑。 山の取り付きまできた。ここからがEバイクの楽しい区間。 ここまで追い越されまくったロード組をサクサクと追い抜いていく。 今日は白くて山が見えない。なんか夏のような暑さと空気感。11月とは思えない。 ポツポツ紅葉してるが色付きはまだまだ甘い。 COHO XC付きでも結構なペースで快調のようだ。 川沿いをさらに奥地へ向かう。 水がいい色なのだがうまく写らん。修行が足りん。 良い絵だ。空気が白いとちょっと幻想的な感じになるな。 山肌の紅葉を眺めつつ、ゆったりペースで走る。 いつも見てる紅葉ポイント。やっぱりちょっと色が甘い。今年はビミョーに季節感がズレてる。 4つめのエイド着。 しし鍋、梅ジュース、餅のお菓子。梅は苦手だけど梅ジュースはいける。疲れ具合と炭酸入りの梅ジュースの合い具合が素晴らしい。あまりに美味しくておかわりした。 岩ゴロゴロを鑑賞。 いつもより時間早いけどそろそろ出るか。 エイド出たらしばらく登ってからどーんと下り。Eバイク的には最高である。 下界が近づいてくると傾斜が弱くなる。重力が助けてくれなくなってジワジワと苦しくなる。 国道11号を横切る。 あとはひたすら広大な田園地帯の平地。ロードペースについていくの死ぬ、、、去年はもう1つ簡易エイドがあったけど今回はもう終わりのようだ。黙々とゴールへ向かう。 そして会場へゴール。 ゴールの電子スタンプを押してもらう。 今回も無事に完走。 お疲れのTRS2AM。ブレーキの鳴きが気になった程度で大きな不調なし。ブレーキはまた鳴きを止める戦いをやらんといかんな。なんか定期的に鳴きが出るようになる。パッド新品にしてローターも磨いたのに鳴くんだよなぁ。 バッテリー残は3メモリ。3になってからだいぶ走ったから実際には半分以下と思われる。でもまぁどう走ってもかなりの余裕。COHO XC付きでもスペアはいらんな。走行88km、獲得標高793mだとこんな消費量。仮に2メモリに落ちるギリギリだったとしても60%(300Wh)程度の消費。 前回はPS1の378Whで走ってバッテリー足りなかった(体重74kの場合)。TRS2AMだと300Whで走れる理由はアシスト上限の低さと自転車性能の差。24km/hギリギリまでアシストするPS1に対してシマノのE8080は21.5〜22km/hでアシストが完全に切れる。少しの差ではあるが22km/hぐらいで巡航したときの積み重ねはジワジワくる。 そして自転車性能の差もバカにならない。あまり走らないフルサスミニベロの車体をアシストで引き上げてるPS1に対して、発進こそもっさりだけど動き出してしまえばアシストなしでも普通に速度を上げて巡航できるTRS2AM。アシスト領域内で乗ってるとPS1の方が軽快に感じるがそれはアシストマジック。そんなアシスト出力なので同じ速度で走っていても消費電力はPS1の方が多い。 バッテリー消費は巡航速度と体重で大きく変わるので体重60kg以下の人がほどほどのペースで乗るとPS1でもバッテリー足りるかな?まーPS系はスペアを背負ってアシストをたっぷり使って優雅に走る方が向いてるけど。アシスト上限の関係で体重軽ければ登りはTRS2AMよりちょっと速かったりする。 そしてゴール後のフードバトル。並んで色々もらう。 いも炊きとべっぴんポークだけ消費してあとはお持ち帰り。 今日は季節外れの暖かさで夕方になってもちっとも気温下がらない。というかじんわりと暑い。いつもより時間早いけどほどほどで撤収して温泉寄って帰還。 帰ってから走行中のデジカメ撮影について調べてみた。道路交通法違反になる根拠は1999年に改正された「ながら運転」。この対象は、 「携帯電話などを手に持って通話の為に使用すること」 「カーナビやカーテレビなどの画面を注視すること」 使用自体の違反は「携帯電話を手に持って通話の為に使用すること」に限られている。携帯電話の定義は「手に持たなければ送信・受信ができない無線通話装置」。なので通話機能を持たない純粋なデジカメは機材的に該当しない。スマホと同じという認識は誤りで、そもそも携帯電話と同じ括りの機材にならない。 それ以外の違反としては、テレビやカーナビと同様に画面注視すること。最近の走行中のスマホ使用はほぼこっち側の違反(通話ではなく画面を見て読んだり操作したりしてる)。これは「注視(じっと見つづける)」しなければ違反ではない。カーナビを一時的にチラ見して使うのは合法。デジカメでは撮影はフルオートなので撮る方向に向けて指の位置にある物理ボタンでシャッター押すだけ。ノールックでチラ見する必要すらないのでまったく問題ない。 ノールックだからこそこんな絵が撮れる。 カメラ持った手を下にして適当にシャッター押しただけ。 残るはハンドルから片手を離す行為。これは短時間は合法。手信号やボトル取ってドリンクを飲む程度は合法の範囲。継続的に片手運転すると安全義務違反になる(傘さし運転とか)。ハンドルバッグからサッとカメラを出してブラインドでシャッターを数回押してまたバッグに入れる動作は十秒程度。ボトル取るよりも簡単で短時間。これも問題ない。 何かを手に持って使った結果として危険な状態になると安全義務違反に問われる可能性がある。写真撮影に限らずボトル取るのをミスって落として事故になったりブレーキ遅れたりはダメ。安全に使うことが前提。私の場合はカメラにはリングストラップをつけて指に引っ掛けることで落下しないようにしてる。咄嗟のブレーキも230mmローターの4ボッドキャリパーなので片手の軽いブレーキでもロードより遥かに止まる。車間なども含めて安全をしっかり確保して使ってる。 ということでやっぱり違反じゃない。「手で持って通話するとダメ」「画面をじっと見続けるとダメ」「継続的な片手運転はダメ」これらに該当しなければ合法である。スタッフさんがデジカメ撮影とスマホの通話が同じ扱いで走行中に使っただけで道路交通法違反になると思い込んでるだけと思われる。 これがキッカケでイベント独自ルールとして禁止事項にならないことを願いたい。イベントによってはカゴ禁止や荷台禁止とか合法範囲を細かく制限しまくるのあったりする(そういうのはあまり参加しないけど)。速度を競うレースならともかく誰でも走れる公道のライドイベントで合法範囲を独自ルールで制限する方針ってどーにも筋が通らなくで肌に合わない。公道を走るイベントは合法範囲で最大限自由を尊重してほしい。 |
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いしづち山麓SWEETライド 2023
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