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EOS 6Dを20Dと同じ感覚で撮影してると露出が大外れになることがあります。 あまりに酷いので原因を探ってみたところ、どうやら評価測光の動きが変です。 6Dの評価測光はピントが合った場所の明るさに極端に影響された露出になります。 ほとんど部分測光とかスポット測光の様な動きです。 時代が違うので評価測光のアルゴリズムは変わってても不思議はないですが、 これじゃカメラまかせで撮影するのに使えないです。 評価測光って一番無難な露出してくれるんじゃなかったの? 試したところ「中央部重点平均測光」で安定した露出になるのでこれ使ってます。 しかし、20Dはずっと評価測光で使っていただけに釈然としません。 |
2013/11/19 追記 このページは作りかけでサイトにリンクせずに放ったらかしていたのですが、サイトマップに出てたことで検索エンジンに拾われた様です。アクセスがある様なので追記しときます。 この評価測光の動きは6Dだけでなく最近のEOS機は同じ傾向がある様です(APS-Cの機種でも同様)。 バグや動作不良ではなく最近の機種はアルゴリズムが変更されてフォーカス位置に強くひっぱられる感じです。 (少なくとも10D、20Dは今とは異なる特性で10D、20D共に同一の傾向でした) 簡単に言えば、10Dや20Dは評価測光でPモードでピント位置の明るさや構図も何も深く考えずにカメラまかせで撮影すると中央部重点平均測光に近い結果になっていました。実際には中央部重点平均測光よりも利口な感じで完全カメラまかせで適正と感じる露出にしてくれることが多かったです。これに対して6Dはスポット測光に近い結果になります。ピント合わせる位置がたまたまスポット的に明るいとアンダーになり、ほぼ同じ構図でちょっとピント位置を変えて小さな影の部分でピント合わせるとオーバーに露出が大きく動きます。 評価測光でPモードで単純にシャッター押すだけで撮れる結果として、20Dはだいたい安定した露出(素人が見て暗い明るいという文句が出ない範囲)に収まるけど、6Dは明るさバラバラで、同じシーンすら暗すぎる写真や明るく飛んでる写真が混ざります(ピントあわせたピンポイントだけは適正露出なんですけどね…)。 どの考え方が正しいかは別として、20D時代から考え方大きく変わったなら説明書とか何かにアナウンスあってもよかったんじゃないかと思います。 まー、中央部重点平均測光で使えば20Dの頃と似た様な結果になってます。 (フォーカスロックしてから構図変えると露出変わるので、その場合は構図変える前にAEロック操作が必要ですけど) あと20Dに比べると6Dは少しアンダーになります。 なので私は常時+1/3補正してます(20Dと同じ感じの撮影結果になるので)。 |
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6Dと20Dの露出比較
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