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6Dの評価測光がアンダーやオーバーに大きく動く例です。 (Pモード、真ん中でオートフォーカス、20Dは35mm(56mm相当)単焦点と6Dは50mm単焦点でカメラまかせの撮影です) 6Dはピント合わす位置のピンポイントな明るさで全体露出が大きく左右される感じです。 評価測光の考え方とかアルゴリズムの違いとかはあるものの、これじゃカメラまかせで撮れないです。 全体を見て適切に露出決めてくれるのが評価測光で、中央部重点平均測光よりも利口なはずなのに…。 少なくとも20Dはそういう動きしてるし、今までに裏切られたことはないです。 6Dの評価測光はよくわからんです(もしかして故障かバグ?)。 6Dだけでなく最近のAPS-CのEOSでも同様なのでアルゴリズム変わった様です。 10Dや20Dの評価測光の考え方がよかったのになー。 仕方ないので中央部重点平均測光で使います。 追記…、20Dの写真をよく見ると分かるのですが、20Dの評価測光でもピント位置で露出は変化しています。評価測光で露出がピント位置にひっぱられるのは20Dも同じです。その影響が20Dは緩やかで、写真全体の露出バランスが適正に感じるのに対して、6Dはピント位置に極端にひっぱられ、写真全体の露出として適切じゃないと感じる状態まで露出が変化します。 20Dは全体の露出を適正に保てる範囲でピント位置を考慮して露出合わせてるのに対して、6Dは全体をアンダーやオーバーにしてでもピント位置が適正露出になる様に制御してる感じです。今時の評価測光ってこんな制御が好まれるのか?私には使いにくいです…。コンデジ系の評価測光でも20Dっぽい方向の動きなんだけどなぁ。 |
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EOS 6D | EOS 20D |
![]() ランエボの天井突起部分の明るい場所にピント合わせると、かなりアンダーな露出になりました。 |
![]() 20Dの方はほぼ適正です。天井後方は少し白とびしてるものの、全体のバランスとしては正しいと思える露出です。 |
![]() ランエボのドアノブ付近ピント合わせると、こんどは露出オーバー。ドア付近のみの露出なら適正ですが、それじゃ部分測光の動きです。 |
![]() 20Dはちゃんと適正露出。上の写真と比べると僅かな差しかありません。全体を評価して露出決めるんだからこれが正しい評価測光の動きのはず。 |
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6Dと20Dの比較(評価測光…分かりやすい例)
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