走行距離4500kmを突破

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2018.8.29



購入から1年5ヶ月、走行距離4500kmを突破。

3/14の時点で3316kmだったので5ヶ月半で1200km。
さすがに去年よりは減ったものの、まぁまぁな距離の伸び具合。

TRS1を山で試乗してPSA1との差をリアルに体感したので、さすがに限界感じてPSA1に乗る量が減るかと思ったけど、そーでもなかった。やっぱりRZ120とちょうど半分づつ乗ってる感じ。

どーのこーの言ってもE-Bike向きの遊び方はRZ120では無理。
現時点ではPSA1を頼るしかない。
それが面白いから走行距離減らない、という流れ。

自転車としてショボくても、フルサスの挙動(←個人的に重要)で未舗装路を登れる。
まだ日本版のフルサスのe-MTBが出てない現状では、これを楽しめるのはPSA1かPS1だけ。

4500km乗った現段階で思うことを書き連ね。


 リアショックはすぐにFOXに交換するべき



標準のRE-A5はオモチャ。
あのショックのせいでPSA1の評価下がってる気がする。
普通のミニベロの方が乗り心地いい、って意見すら見かける。
(正直、RE-A5の突き上げ感はその通りかも)

非常にもったいない。
せっかくのリアサス構造を活かせてない。
PSA1を快適に楽しむなら真っ先にFOXに交換
RE-A5とは比べ物にならない快適な乗り心地になる。
街乗りでも、舗装の段差やマンホールの段差などリアサスが仕事する場所は多数。
ダートに入らなくてもFOX効果は絶大。
(ダートに入るなら交換しないと話にならない)

荒れ気味のダートとかトレイルではリアサスの動きは重要。
特にPSA1はリアハブモーターなのでリアのバネ下が異様に重い。
その不利な挙動をFOXショックが全力で緩和してくれる。
ミニMTBとしてトレイル入るならリアFOXは必須。


 アシスト上限の追い込みは重要


日本の電動アシスト規格は、
 0〜10km/h:人力1に対してアシスト2の比率
 10〜24km/h:アシストの比率が24km/hで0になる様に均等に下がる
 24km/h以上:アシストなし

規格決まってるからE-Bikeなら出力上限は同じようなモノ、と思ったら大間違い。
規格は上限値、この上限超えたら試験を通過できず認定が取れない。
実際の出力はこの上限よりも低い。

ここがミソ。
確実に試験をパスして認定取るにはマージンを大きくすることになる。
つまり、出力上限が規格より下がる。

この安全マージンの取り方がメーカーによって大きく違う。
現状ではE8080ユニットはマージンが大きい。
PSA1はマージン小さい(BESV的には追い込んでるっぽい)

なので、、、
普通の坂でアシストに頼って速度上げてる、って条件ではE8080のTRS1よりPSA1の方が微妙に速く走れたりする。強力なシマノSTEPSでも出力を絞られるとタダの重いMTB。出力上限はPSA1ほど追い込まれてなく、早めにアシストが絞られる。

ピンポイントな条件ではあるけどPSA1のアシスト能力はバカにならない。
自転車性能をアシスト力がひっくり返してしまうのがE-Bikeの面白いところ。

おもちゃチックな面もあるけど、PSA1はE-Bikeのツボをうまく抑えてる。


 ハブモーター構成の限界



PSA1のアシストは軸と一体になったモーターでホイール自体を回す構成。
自転車側のギアとは無関係。
モーター側に可変するギアは無い。
となると、理屈的に超低速&高負荷時はモーターの電流損失が大きいはず。

具体的には激坂をゆっくり登るシーン。
超低速なのでモーターは超低回転、坂の負荷が大きいので必要なトルクは大きい。
モータ的には回転速度が足りずトルクが出ないけど電流上げて無理に出力を確保してる状態になる。
この状態だとエネルギー効率は悪い。

同じ標高を登る場合、傾斜緩めで長めの距離で登るより過激な激坂で短い距離で登る方がバッテリー減る傾向。この辺がホイールを直接回すリアハブモーターの構成的な限界かな?って気がする。

BB側にモーターがある構成だとアシスト力はペダル軸に伝わる。
ペダル軸は人間がギアを変えて適正なトルクで回せるように調整するので、軸の回転速度とトルクはあまり変わらない。極端に重いペダル軸を無理やり回す状態にそもそもならない。E8080とかの内部構造がどうなってるか不明だけど音から考えてギアがある。おそらくダイレクトドライブではなく電流効率が最適になる様に適正なギアダウンしてそう。

なのでBBタイプはシーンによって電流損失が可変することはなく、緩い坂だろうが激坂だろうが純粋に移動エネルギーと比例してバッテリーが消費されるはず(TRS1を超激坂の山で乗った時にPSA1より明らかにバッテリー消耗が少なく感じたのはこの差だと思う)。

ただしBBタイプは内部ギアとチェーン経由の伝達ロスが常時ある。
ロスの大きいギアにチェーン掛けてると数%ぐらいはロスする。
PSA1のハブモーターはダイレクトドライブなので伝達ロスはゼロ。

つまり、
適正負荷での巡行では、ハブモーター > BBタイプ
高負荷&超低速では、ハブモーター < BBタイプ

BBタイプは小さい損失が一定に発生するのに対して、ハブモーターはシーンによって損失が可変する。過激ルートを好んで走るとハブモーターが電力効率として不利、って感じ。

なのでPSA1で山道散策するときは、同じ獲得標高でも傾斜具合でバッテリーの減り具合が変わることを頭に入れておく必要あり。超激坂の脇道を沢山行き来すると獲得標高少なくても想定以上にバッテリーが消耗早い。


 山道散策には10速化と軽いギアは必須



激坂でのハブモーターの欠点をカバーするのは人力パワー。
適切に均等トルクで人力追加すれば足りないモータートルクを補助できるのでロスを減らせる。

でも、標準の重いギアではダメダメ。
人間の足も低回転&高トルクは苦手。
軽いギアで一定以上のケイデンスを保ち、適正トルクでペダル軸を安定に回す必要がある。

11-36の10sとお好みのチェーンリング(個人的には42Tが合う)で、適度にギア比を下げ10s化でワイドにカバーするのがオススメです。この組み合わせだと一番軽いギアで30%ぐらいの傾斜でも対応可。モーター出力は限界になるけど脚力追加で上がれる。

山道でバッテリー切れになってもある程度登れるので生還できるメリットもあり(標準のギアでは重すぎて立ち漕ぎでも難しい)。

 未舗装路の探検ポタリング〜街乗りまで



PSA1はとにかく山道の探検ポタリングが楽しい。
小径の走破性の限界は、自由のきく小柄なサイズで帳消し。
登り下り関係なく入り込んで行き止まりで戻って、を躊躇なく繰り返せる。
RZ120ではキツすぎてやる気もおきない。

そもそもRZ120で乗って登れないガレた激坂をPSA1は登れる。
登りに関してはマトモなフルサスMTBより走破性高い。
知らない道を散策するのにベスト。
この遊び方ができるのはミニベロではPSA1とPS1だけ。
ミニベロ系のE-Bikeでフルサスはこれしかない。
(サス付き自体が無いけど)

そして、小柄な小径車は街乗りでも違和感がない。
人の多い街中をママチャリに混ざってノロノロ走っても快適。
フルサスが舗装の継ぎ目や歩道段差を吸収するので乗り心地はフラット。
街乗りだと20km/hぐらいしか出さないので軽くペダル回すだけで滑るように動く。
信号停止が沢山あってもゼロ発進が快適なのでストレスなし。
できるだけ止まりたくない人力自転車とは別次元。

ちなみに街乗りはCF1が向いてそうだけど、意外とそうでもない。
乗り心地はPSA1の方が圧倒的にいい(リアFOXの場合)。
アシストパワーもPSA1の方が上(ゴーストップは圧倒的に楽)。
荷物を運ばない用途ではPSA1の方が街乗りに向いてる。


 ミニベロとサイドスタンドの相性は素晴らしい



ミニベロって小柄なので、気が向いたときに近場をうろつくのに最適。
ちょっとした用事で街乗りするのにも便利。
そういう場面で必須なのがスタンド。
でも、なぜか純正スタンドが無いモノが多い。

ダホンにはなかった(社外品を無理やり付けてる)。

一時期欲しかったタイレルのIVEもない。
リアを畳むと自立する、って言われたけどそーじゃない。
デザインに惚れたけど一気に醒めた。
なぜそこまで利便性を排除するのか意味がわからない。
街乗りに合うミニベロにはスタンドいるだろ。

トータルデザインとして成立するスタンドはメーカーじゃないと作れない。
ヘンテコな社外品スタンドを無理やり装着してまで乗りたくない。

PSA1はちゃんとスタンドが標準装備。
デザインもシンプルで違和感なし。
純正だから取り付け構造もスッキリ&ガッチリ。

残念ながらPSA1のはスタンドそのものの安定度と耐久性がイマイチ。
イカれたらPS1 ADVのスタンドを流用するのがオススメ。
抜群の安定性に化けて快適になる。


 ブロックタイヤのススメ

PSA1にはブロックタイヤがオススメ。
間違っても細いスリックタイヤとかにしてはいけない。

PSA1の平地快適速度は22km/hまで。
それ以上の速度域は軽い人力ミニベロの方がずっと快適。
速度を出す方向を目指した途端に矛盾にぶつかる。
20kgの超重量級のフルサスミニベロをどう改造しても速度出るミニベロにはならない。
アシスト外では安物ミニベロの足元にもおよばない。

PSA1を生かすには逆の考え方。
アシスト領域内では少々の走行抵抗はアシスト力でもみ消される。
22km/hまでの領域ではスリックとブロックの差はほとんど出ない。
となると、マルチな場所を走れるブロックの方が得。

どーせ、22km/h以上はしんどいだけ。
なら22km/hまでのアシスト領域の価値を高める。
人力ミニベロではマネできないことをする。


PSA1のキャラクターにもっとも合うのはKENDAのK-RAD
街乗りも考慮した大人しいブロックで耐摩耗性も抜群。
(実際に4000kmもった)
パターン大人しいけどトレイルも十分走れる。


耐摩耗性に目をつぶるならKENADのSMALL BLOCK 8
ケプラービードで軽い。
転がりも抜群でタイヤが柔らかいから乗り心地がいい。
最大空気圧まで上げても耐えられる乗り心地。
個人的には2.5kg/cm2ぐらいがオススメだけど。

アシスト領域内では空気圧下げても出る速度変わらない。
走行抵抗の差はアシストが吸収してしまう。
なら、乗り心地いい方が得。

どこでも走れる、乗り心地フワフワ、でも22km/hまでは走行ロスを感じない。
アシスト力に頼って欠点を揉み消して利点だけ強調させる。
これがPSA1をカスタムする時の考え方。
この方向は人力ミニベロはついてこれない。


 e-MTBを買い足す時がきても用無しにならない



個人的に、今後高額な人力自転車を買い足すことは無いと思う。
(というか十分に高額になってしまったRZ120があるので追加は不要)

将来的に買い足すとすればマトモなe-MTB。
そうなると、E-BikeとしてPSA1はずっと下のランクになる。

でも、その時が来てもPSA1は用無しにはならない。
やっぱり近場の用事やふらっとブラつくのはミニベロが気軽。
高額なe-MTBでは放置するの怖くて買い物に行けない。
スタンドも無いから不便。
そういう用途にはやっぱりPSA1(本来、街乗り用だから当然だけど(^^;)。

そういう意味で税込20万のPSA1はE-Bikeの入り口としてコスパ抜群。
山岳ミニベロとして、ミニe-MTBとして、買い物自転車、通勤自転車として、ここまで超マルチに使えるE-Bikeミニベロは発売から1年以上経過した今でもこれしかない。他のE-ミニベロもいくつかあるけどPSA1の様にマルチには使えない。バッテリー容量からしてショボイ。

マトモなE-Bikeが出てくるまで1,2年様子見するつもりなら、その待ってる間をPSA1で遊ぶのがオススメ。E-Bikeじゃないと無理、って領域の無茶な遊びはだいたいOK。
 

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