交換したE8080で魔のエラーE010発生

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2022.03.25


ゆめしま海道に遠征してた時に日没後のナイトラン中にピーピーピーの音でアシスト止まった。表示を見ると「E010」。画面すべてをエラー表示に奪われて操作ボタンを押してもピーピー音が出るだけで何もできない状態。設定画面も出せない。去年1月に出たE010の時と同じ。終わったかと思ったが電源再投入で復活したので、そのままそっと走って帰った。

最初のE8080は遠方でW013とE010の混在が出て現地で何やっても復帰せず -> 遭難しかかりながら人力で帰還 -> 端子の掃除したら夜に復帰 -> 2週間程度は正常 -> また遠方に行ってからE010で復帰せず -> その後なにやっても復帰せず -> E8080ユニット交換対応(保証期間内だった)、という経緯だった。

その時のE010はE-TUBEアプリで詳細エラーコードを確認すると「E01021」。

交換して13ヶ月でまたE010。電源再投入でいったん復帰したが嫌な予感しかしない。次は復帰不能になるパターンじゃないのか?


帰宅後にE-TUBEアプリで詳細を確認すると「E01022」のコードが残ってる。前回のと1番違い。5桁コードは去年の段階ではシマノは情報公開してなくて先頭の3桁だけを読めって状態だった。ブーイングが多かったのか今は5桁コードを公開してる。

シマノ STEPS エラー/ワーニング一覧



ある程度の分類は公開してるが肝心の5桁コード別の詳細が無いのがシマノだな、、、

ここからは勝手な推測だが、このコード表を見ると「E01020 - E01022」は同じくくりになってる。このくくりはおそらくセンサー単位。同じセンサーで問題が起きてる可能性が高い。前回は直前でW013と絡んでたからトルクセンサー絡みのはず。同じくくりなら今回もトルクセンサーが何か変になったか?

STEPSはエラーとしてW系とE系がある。Wはエラーというか警告。出ればアシストは止まるが原因を除去してW警告が消せると復帰する。W警告が出てる間はアシストが効かないが画面占有はされず操作はできる。設定画面も操作可能。一時的な問題って印象が強い。

それに対してE系(E010しか見たことないが)は画面全体を奪われる。設定画面を出すことすらできない。電源再投入で復帰することもあるが復帰しなければそこで終わり。本来は発生してはいけない状態だと思われる。エラーそのものはセンサーの異常値とかを引っ掛けてるはずだが、その異常値が出ること自体があり得ず、もしあるなら限りなく壊れてる状態に近いように思う。つまり近いうちに復帰しないE系エラーになる可能性が高い状態なのでは?と。

※このE010が出てる時にSTEPSの自己判断チェックを実行すると「ライト出力が強制的にOFFにされる」。そして「設定画面を出すことができないので二度とONにできない」。遠方で発生し、人力での帰還にナイトランが予想されるなら現地で自己判断テストはやってはいけない。そしてたぶんテストしても正常って出るだけ。

前回は17ヶ月で走行5千km台のタイミング。今回は13ヶ月で走行4千km台。センサーが自然に壊れるにはあまりに早すぎる。ドライブユニットとして設計的には数万kmを想定しないとおかしい。たまたまのハズレを2連続も考えにくい。なんか変。とりあえずBESVに発生した事実と5桁のエラーコードを伝えた。元の保証期間(2年)は過ぎたし、修理(交換)に対する保証があったとしても普通は修理起点から半年程度だから、どのみち保証期間切れ。完全に壊れたら有償修理か?

とりあえず復帰してるから、完全に壊れるまでこのまま乗るつもりだったが、後日BESVから連絡が入った。

「交換対応になります」

え!?なんで?

なんかエラーコードを伝えたらシマノ側で交換対応という判断になったらしい。エラーとしてヤバイ状態なのは当たってそうだ。保証期間は過ぎてるものの、ドライブユニットとしてこの程度の距離と期間で壊れるのはマズイという判断なのか?原因に心当たりがあるのか?

うちは2つ連続でE010を引いた。そんなに発生するのか?と思ったが、BESVで壊れて交換対応したのは私以外に2、3例だけとのこと。マイナーとはいえE8080が付いたE-MTBを数百台レベルで販売してるはず。E8080自体が問題抱えてるならもっと出るはずだが、うーん、、、俺のハズレ引き能力が強すぎるだけなのか?真相はまた1年すればわかるとは思うが、、、再度E010出たらマジでシャレにならんぞ -> シマノ

なんにしろ復帰しなくなる前に交換してくれるのはありがたい。E010で遭難騒ぎなんてやりたくない。バッテリー3本体制で出かけてる時に食らうとホントに遭難する。

しかし、BESVの対応の良さにはホント助けられる。交換判断はシマノだが、エラーコードを伝えただけで迅速に動いてシマノに確認してくれるからこそ早いタイミングで具体的な情報や対応が得られる。当たり前っぽく見えて実際にこれを素早くやってくれるメーカーってあんまりない。

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