2019 淡路島ロングライド150~10th anniversary

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2019.9.16



2019 淡路島ロングライド150~10th anniversary』8年連続、8回目の参加です。
2012201320142015201620172018のレポ)。

今年は開催10周年の記念大会。記念の大会公式オリジナルジャージを着てガッツリ楽しみます。

自転車はBESV TRS2AM。STEPS E8080搭載フルサスE-MTBのロングライド性能を実践テスト。タイヤがゴツいので平地はしんどいけど登りが強いのでどーにかなるだろ。

さらに今回は追加のミッション!坂で自転車仲間の背中を手で押して登坂を補助する。E8080の70N/mのトルクを余すとこなくコキ使う。BESVオリジナルの504Whバッテリーは最後まで持つのか?いろいろと楽しめそうである。

いつもと同じく開門直後に会場着。ほぼ同時に関西の知り合いと合流。天気良過ぎて日差しが強烈。日向は暑いけど日陰は涼しい。秋の気候だ。


まずは昼飯。今年は会場に食べ物ブース無かった。食べ物ブースがあるかどうか事前に情報公開してくれ、ってメール送ったけど返答なし、、、なんだかなぁ。去年と同じく自転車の最終チェックを兼ねてゆるポタで食べに出かける。豪勢に焼肉ランチで明日に備える。



会場に戻って受付。晴天すぎて暑い!


芝生にTRS2AMを2台ごろん。特徴的なポップなカラーでよく目立つ。BESVだ!って言いながら興味津々で見ていく人多数。めっちゃ宣伝してる感(笑)




さすが10周年の記念大会。今年はブースが気合入ってる感があってテンション上がる。ブランドジャージが50%オフとかあった。手が伸びかかったがサイズ違いで断念。ちょっとダッシュが遅かったか。


駐車場に戻ってゼッケンなど準備。自転車積んで動ける体制にして歩きで再び会場へ。ジャンケン大会の最後までいると閉門ギリギリになるんだよなぁ。



音楽演奏、いいねー。その横では豪華景品がズラズラと準備。後ろの日陰にはお偉いさんが待機中。暑い中、お疲れさんです!


ジャンケン大会。いまいち不調だがステージで競り勝って帽子ゲット。


ジャンケンの合間にINDIBAなる電気マッサージみたいなのを体験。筋肉の硬くなってる部分を局所的に温めて緩める感じ。昨日走り過ぎて張ってたふくらはぎが柔らかくなった。


前夜祭終了。太陽が山陰に入って一気に涼しくなる。大渋滞駐車場を抜けて会場脱出。


温泉入ってSAで停泊。4時起きなのでさっさと寝る。


翌朝、暗いうちに会場に舞い戻って自転車準備。今年は実質的な参加人数多いのかいつもより駐車枠が埋まってる。入ってすぐの場所もびっしりになった。大きいのは早めに入らんと危ない。


スタート待機所へ移動。すでに移動がはじまってた。Aグループの最後の方かな。


27.5インチ、2.6インチ幅のセミファットサイズの本気ブロックタイヤ。それだけでも厳しいのに空気圧調整するの忘れてきた。オフを走ったままの2.0k。空気入れ装備が間に合わずで非常用のガスしか積んでない。まー走れんことはないのでこのまま行くか。平地はトレーニングっぽくなるが制限時間内に戻ってこれれば問題ない。

ちなみにSTEPSは常時HIGHモードで走行する。21km/hぐらいでアシスト切れるので平地は人力走行。登りだけバッテリー消費する理屈だけど押し上げミッションがあるのでどうなるか?まー後半でバッテリー無くなっても特に問題はない。平地中心ならどのみちアシスト切れの速度域。E8080のアシスト上限が規制より2km/hぐらい低いのが悔やまれる、、、

だいぶ先にはなるが、次期買い替えサイクルでは静かなアシスト音と規制キッチリのアシスト上限は最低条件。その上でユニット性能と車体性能を吟味する。最低条件をクリアできない車体は問答無用で脱落。たぶん数年は今と同様の混沌とした状態が続くから、現時点でTRS2はベストチョイス。乗れるモノがないと遊べないのでE8080の文句言いながら遊ぶ。

それとライトの操作が走行中にできないことが淡路直前に判明。操作手順が多い問題だけでなくて走行中はSTEPSのメニューに入れない仕様だった。つまり走行中にONにできない(OFFにもできない)。仕方ないのでスタート時にライトONしたまま最初の区間は走る。トンネルあるのは最初の区間だけなので洲本のエイドでOFFにする。

本来はSC-E7000の操作でライト出力をON,OFFできるようにすべき。ボタンのトリプルクリックとかでON,OFFできるようにファームアップして欲しいところ。理想はライト側に物理スイッチ内蔵と周辺光での自動点灯モード装備。今時はテールランプは自動点灯。追加コストは極小なんだからライトも自動点灯にして欲しい。STEPSのライト設定は常時ONで、実際の点灯はライト側でコントロールすればいい(自作ユニット作るか?防水が厄介だな)


ぞろぞろとスタート位置へ移動。だいぶ明るくなった。


雲の隙間から朝日。いい絵だ。


順番まわってきてスタート。計測ラインをピッと通過。


ロード組に30km/h近い速度で引かれる。ブロックタイヤがブンブン唸ってる。速すぎて死ぬ〜、早々にちぎられ気味。


素晴らしい景色と天気。朝の涼しい気温の中を快走。


電光掲示板にサイクリング大会の注意喚起。こういうイベント感にテンション上がる。個人的に走るのとは違う楽しさがある。


美しい景色を堪能しつつ洲本へ向かう。


洲本に入った。もうすぐエイドステーション。朝にパンとバナナ食べてたけどお腹減った。エイドで朝ごはんしたい。


エイド到着。


豚汁とおにぎりで朝ごはん。給水とアミノ酸商品なども頂く。


エイド出て松林でトイレ休憩。日陰が涼しくて超快適。ちょっとのんびり。


出発!自分のがどっちなのか迷っちまうな。


宿街を抜けて立川水仙郷へ向かう。


キター!E-Bike本領発揮の登り。

押し上げミッション開始。背中を押すと負荷が上がって少し速度落ちる。するとアシスト比率は上がる。ギヤをやや低めに合わせればSTEPSのトルクで支えられてグイグイ押せる。なんの問題もない。

当然ながら押される方もペダル回してそれなりに頑張ってる。なので追加で押す力はそんなに大きくない。アシストパワーのおすそ分けでヒルクライム中級者に化けた感じ。周辺の参加者をパスしながらスイスイ登る。TRS2はバッテリーがインチューブなのでE-Bikeと気づかれにくいのも面白い。

と!、その隙間を縫うように登っていくシティサイクル。パナの電動アシストのようだ。一瞬ここが平地かと錯覚してしまう。PSA1で出た時は周りからこんな感じに見えてたんだろな。


ピーク越えての下り。余裕があるのでゆったりとパラダイスの写真。この先に登り返しあるけどプレッシャーゼロ。


ミッションクリア確実で心に余裕が生まれた。絶景鑑賞しつつ写真で遊ぶ。


登り返しもすんなり押し上げて下りへ。


標高貯金をはたいて海岸線まで一気に降りる。登るの苦じゃないからまったく惜しくない。


海の色が素晴らしい。淡々と続く平地はロードペースには追いつけず。せめて空気圧を上げとくべきだった。ま、でもRZ120の時もブロックタイヤで走ると似たような感じだった。TRS2は高負荷シーンで一気に巻き返せるので慌てる必要はない。マイペースで景色を楽しむ。


海沿い平地地獄をクリアして灘のエイドに到着。



びわゼリー、バナナ、クロワッサン、カレーパン、かまぼこを頂く。カレーパンはお持ち帰り。


エイド出発。ここの広々感がお気に入り。


海を見下ろす。色が最高に綺麗。登り坂地獄なので車がいない時に断続的に押し上げミッション。


下ると田んぼや広大な畑。淡路は道や景色がどんどん変化するので飽きない。速さにこだわらず周りを見て楽しみつつ走るのがオススメ。


AMA TERRASSEってペンションが無料エイドやってたのでトイレ休憩させて頂く。自転車ごと泊まれる宿のようだ。


カキーンと直線。


ワラ干したり稲刈りしてる。


福良方面へ。水産会社からシラスを蒸すいい匂いがする。


干す作業の真っ最中。今日は天気が超いいから絶好の天日干し日和だろうな。作業お疲れ様です。


登って絶景見て下ってると下り坂の途中で渋滞停車。視界悪い場所なのでとっても危ない。手前で誘導の人が「左一列で走行」って指示してるけど、この先に渋滞で止まってるってことを伝えるべき。てか、この位置で渋滞停車は初めて。分岐で車と交互に誘導してるとこだけど例年より交通量多いようだ。

この分岐渋滞はどんどん伸びたようで20分ぐらい待った人もいたらしい。根本的に捌き方がに問題があると思う。路肩がない極狭車線で無理に左に整列させても、右側は狭くて車入れず空いてるだけ。一列になってるから短時間で分岐を超えれる台数は限られ、どんどん渋滞は伸びる。

分岐手前の待機では複数列で固まりにして交互通行の短時間で一気に台数を流すべき。しまなみのイベントでは混雑交差点でそんな感じの捌き方してた。とにかく先へ流さないと渋滞は伸び続ける。車と交互に通過させる時間は物理的に伸ばせない。同じ秒数でいかに台数通過させるかが勝負になる。左一列待機にこだわることで渋滞を酷くさせ車の通行をより妨害するだけ。そしてせっかくバラけてた自転車が詰まってしまうとその先の道でもダンゴになりがち。影響は延々と続く、、、


ドリンクが尽きたので自販機休憩。この区間は距離が長いので早くも腹減ってきた。


松林が見えたら慶野松原エイドに到着。


ここは日陰がいっぱいあるので快適。


手延べそーめん、プリン、ヨーグルト、くるみパンなど頂く。キンキンに冷えた水とアミノ酸もゲット。


淡路サンセットラインを北上。海は相変わらず綺麗だが向かい風が、、、


崩落で交互通行。しばし停車。休憩できる〜。


だいぶへばってきた。向かい風もあって20km/hぐらいしか出ない。アシスト入るけどこの速度では極薄くしかアシストしてくれない。こういうパターンではPSA1の方が確実に速いな。規制に対する出力マージンの問題。


多賀の浜エイド着。


チューチュー頂くが半溶け状態で折って割れず、、、もがいて裂けたとたんに噴水の大惨事があちこちで発生。ハサミ用意しといてくれ〜


竹ちくわと玉ねぎスープを頂く。暑いのでチューチューを追加でもらう。が、やっぱり折れずに爆発させる、、、でも冷たいのでウマイ!



最後の区間をもうひと頑張り。向かい風の海岸線を延々と走ると本州の街並みが見えてきた。


そして、、、キター!明石大橋。もうゴールは近い。



観覧車に向かって下り、夢舞台方面へ。高架くぐったら会場内への誘導。


計測センサー越えてFINISH!制限時間の45分前。もう少しエイドでゆっくりできたな。


お疲れのTRS2AM。トラブルなく走りきった。


気になるバッテリー残は、最後の1メモリが点滅。モードは強制的にECO。ほぼ使い切った状態。最後の坂の手前ではHIGHモードだった。坂で押し上げミッションやって使い尽くした感じ。でもECOになったの気づかずに走ってた。平地走行だと低速負荷が軽いので気づきにくいな。

結局ところ、TRS2AM(車重23.2kg)+2.6インチ幅のロケットロン+空気圧2.0k+常時HIGHモード+登り坂は押し上げ補助の過酷条件で淡路の150km(獲得標高は1200mぐらい)を走れることを実証。

同じTRS2AMで走った知り合いは、バッテリー2メモリ残ってた(実質1.5ぐらいか?)。普通に走ると常時HIGHで楽々アワイチできる。というかロング走れる人なら軽く200kmオーバーはいける。カタログ値のHIGHモードで95kmっていったいどこを走る想定なんだ?


今回も新しいこといっぱい試せて楽しかった。
また来年(^^)/


2019.9.21【追記】

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