まさかの5つめのE8080

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2026.02.13


2025/5にウンザリしながら交換した4つめのE8080は結局ハズレ品だった。交換当初からアシストのレスポンスが悪く出力が弱かった。それまで使った1つめ、2つめ、3つめのE8080と体感で明らかに違う。しかし、それを証明する測定器など無いので「私の体感で弱い」としか表現しようがない。

使い物にならないほど弱いなら説明しやすいが、HIGHモードが本来のHIGHとNORMALの間ぐらいの印象というビミョーな感じ。レスポンスの悪さは、それまでのE8080がペダルをそっと踏んだ瞬間から即座にカツッ!と反応していたに対して、同じ段階では反応せず、もう少しペダルトルクを入れるとアシストが動きだす。

実走でもいつもの場所を登坂するとビミョーに遅い。しかし、人力が混ざっているだけに違いを証明する方法がない。でもこれまで2万キロ以上を3台のE8080で走ってきた体感からは明らかに特性が違う。当然ながらそれ以前の3台のE8080は全て体感で同じ特性だった。4つめだけ違う。

なんか変だよなぁ、とモヤモヤしながら使い続けることになったが(一応、BESVには報告したけど体感だけを報告しても意味薄い、、、)、これまででブッチギリの最速でE010まみれになった。おまけにE010発生時にペダルほぼ踏んでないのにモーターだけで走ってしまうという異常動作のオマケ付き。

2025/09(1677km)、E01022
2025/12(2380km)、E01022
2026/01(2599km)、E01022

都度、E-TubeProjectアプリで診断レポートとログを収集してBESV経由でシマノに送った。以前はE01022が発生すると交換対応になることがほとんどだったが、シマノが判断方針を変えたのか「電源再投入で復帰する場合は正常」という回答になった。復帰しなくなったら手遅れなので納得いかないが(山の中や遠方だと絶望的な状態になる)、どーにもならない。

バカらしいので海外EP8をJP設定にして「自称合法ユニット」として使うことも考えたが、このままE010問題をウヤムヤにするのがどーにも納得いかない。シマノが正常というなら復帰しなくなるまで試して、山の中で遭難騒ぎ起こして騒ぐとこまでトコトンやるかー、と腹をくくった。E010が出るタイミングが加速度的に上がってきてるし、アシストの動作異常も出てるのでそう遠くない日に復帰しなくなるはず。

そう思ってた矢先にシマノから交換提案が出た。E010がでるたびにBESV経由でしつこくエラーログを送っていたのが効いたのか、BESVが原因の可能性などを細かくシマノに問い合わせてくれたのが効いたのか、状況から個別対応という感じになったようだ。

シマノが正常と言い張るなら復帰しなくなるまで記録をとってやろうと思っていたが、交換提案が出てきたので交換することにした。ここまで3回のE010と異常動作が出てるので「このE8080は変だろ」って言えるだけの情報は取れたのでまーいいだろ。


そんなわけで、まさかの5つめのE8080。もはやウンザリどころか呆れて乾いた笑いしか出ない。同じ車体で5つもE8080を交換した人なんか他にいないだろ。フツーに乗りたいだけなのに、なんでこんなジョーダンみたいなことになるのか、、、

これまでの経緯を整理しておく、

2019/8 --- TRS2AM購入

2021/1
 購入から1年6ヶ月、5617km 時点
 雪のある山を登坂中
 W013とE010発生、現地では復帰せず

 膨大な時間をかけて山を迂回して夜遅くに帰宅
 帰宅後に端子掃除などすると一旦復帰
 (実際にはバッテリーを長時間外したことによるリセット効果らしい)
 診断レポートやログなどをBESV経由でシマノに送る

 復帰したので様子を見る
 翌月に山の反対側で停車後の加速中にE010(E01021)
 復帰せず
、また人力で山の裾野を遠回りして帰宅
 完全に壊れて電源投入と同時にE010で復帰せず
 交換対応で2つめのDU-E8080に交換

2022/4
 交換から1年2ヶ月、4410km 時点
 しまなみ海道の橋の上で再発進の加速中
 E010(E02022)発生、電源再投入で一旦復帰

 診断レポートとログをBESV経由でシマノに送る
 交換対応で3つめのDU-E8080に交換

2025/4
 交換から3年、11439km 時点
 山の上の駐車場から出発&加速中
 E010(E02022)発生、電源再投入で一旦復帰

 診断レポートとログをBESV経由でシマノに送る
 有償交換で4つめのDU-E8080に交換
 (4つめは交換当初から出力が弱く違和感あり)

2025/9
 交換から4ヶ月、1677km 時点
 港で停車&写真撮影後、再発進&加速中
 E010(E02022)発生、電源再投入で一旦復帰

 診断レポートとログをBESV経由でシマノに送る
 復帰したので正常という判断

2025/12
 交換から4ヶ月、2380km 時点
 遠出途中に停車&写真撮影後、再発進&加速中
 E010(E02022)発生、電源再投入で一旦復帰

 発生時はペダルほぼ踏んでないのにモーター出力で走る状態
 診断レポートとログをBESV経由でシマノに送る
 復帰したので正常という判断

2025/1
 交換から4ヶ月、2599km 時点
 用事で手かけて停車&電源OFF状態から電源入れて発進加速中
 E010(E02022)発生、電源再投入で一旦復帰

 発生時はアシストがギクシャクと変な動き
 診断レポートとログをBESV経由でシマノに送る
 シマノから交換提案で5つめのDU-E8080に交換

自分で書いてて呆れるがこんな経緯である。この状態は私がハズレ品を選んで引いているのか?頼むからE010の出ないドライブユニットをくれ。構造的な問題ならいまさらE8080を改善しろとは言わん、さっさとEP8の日本版を投入してくれ。EP8という選択肢があれば解決する。日本だけこのE010地獄から逃げられないという現状をどーにかして欲しい。

とまぁ、愚痴ってもすぐには状況変わらんので、とりあえず5つめのE8080に交換する。


スパイダーが固定されているセンターのネジは指定の専用工具が必要。ネジは逆ネジ。ここは取り付け時に締め付けトルクが弱いと緩んで異音の元になるので注意。私は何度も交換してるので自分でやるけど一般的にはショップに任せたほうが良い。


ドライブユニットの脱着は自転車ひっくり返して行うと楽。


4つめのE8080を外した。汚れてるのでついでに掃除。


外したE8080。当然ながら外観に変わったとこはない。シマノ以外は分解が禁止されているので異常を確認する手段自体がない。


5つめのE8080を取り付ける。取り外しと逆の手順でやるだけなのでどーということはない。マウントのネジにネジロックを散布したり各所のネジやクランクの取り付けなどに相応の作業時間がかかるだけ。


自転車を立ててプラカバーを装着して交換完了。


家の周りをテスト走行するとE8080のレスポンスと出力は1〜3つめのE8080と同じ感じに戻った。乗った瞬間から正常に戻ったことが体感でわかるので、やっぱり4つめのE8080だけレスポンスが悪く出力が弱かったようだ。

交換後に用事で20km程度走ったが、E8080ってこんなに快適だったっけ?ってぐらい調子がいい。思い通りにアシストが入る。4つめのE8080はいったい何だったのか、、、元からトルクセンサーが変だったんだろな。

あとはこの5つめのE8080がいつまで安定に動いてくれるか。これがE010を出す前にEP8の日本版が投入されることを願う。

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