2023 淡路島ロングライド150

トップ > 自転車の話 > BESV TRS2 AM > 2023 淡路島ロングライド150
2023.09.17-18


4年ぶりに開催された『2023 淡路島ロングライド150』に参加。
20122013201420152016201720182019のレポ)。

よーやくイベント復活。前回の2019はTRS2AMを買ってすぐのノーマル状態で出た。今回は自分好みにカスタム済みのTRS2AMで参加する。自転車の調子はいいけどアワイチの4年ブランクがチト心配。アシストで登坂短縮できるから大丈夫なはずだが、、、

今回はカテゴリーBにエントリーしてみた。大会側説明の「遅い人はカテゴリーBで後方からスタートしてゆっくり楽しんで」というのが成立するのか実態チェックしてみる。個人的には人力自転車では無理だと思ってる。遅いのに何十分も後方から出たら時間足りない。

Eバイクだと登坂時間を短縮できるので平地遅くてもトータルでセーフかな?って気がするので実走で確認。平地20〜24km/hのペースでエイドではしっかり休憩する前提。


高速飛ばして淡路島まで移動したが今まで経験したことないぐらい車が多い。いつも9月の3連休に開催されてたけどこんなに混んでるのは初めて経験する。そしてトドメはインターの降り口で大渋滞。明日の道路事情は大丈夫なのだろうか。

以前から感じてるけど、車が異様に混み合う3連休にロングライドを開催するのそろそろ見直した方がいいんじゃないかと思う。1週ズラして普通の週末でいいでしょ。イラついた車に強引な運転されて危なくてしかたない。

そもそも淡路島の狭い道路に2000台の自転車を流し込むこと自体が無茶。完全にキャパオーバーで道路が自転車で溢れて車がロクに通れなくなる。自転車の走行マナーうんぬん以前の問題。大規模イベントとして地元の理解を得てやってるはずだけど、自転車を敵視してる人もいるので無駄な摩擦は減らすべき。


あわぢびーるを入手。道の駅は車と人でごった返してるのにこっちはガラーン。工場の玄関口で売ってるのは観光客ウケしないっぽい。


会場駐車場へ移動。新しく綺麗な施設が出来てて面食らう。誘導もいないので駐車場への入り方もわからず、、、一旦施設駐車場に入ってUターンして出口方向から入るのか?(先に来た人らがそのルールで車並んでただけだった)。


そして詰まったまま動かない。先頭で止めてるようだ。前夜祭の5分前に駐車場に入れないってどーなの?以前は30分以上前に開放してたのに。どんどん車つながって道路上までメチャメチャだけどいいのか?施設の入り口も潰してるし。

てか前夜祭ギリギリまで駐車場を開けない運用ならアナウンスしてくれよ。情報あれば合わせるのに。ただでさえ混み合う3連休なんだから行列や渋滞を限りなく減らす段取りを徹底して欲しい。


駐車場に入ったらまずは昼飯。今回は会場に食べ物ブースが少しあるようだが、唐揚げと焼きそば程度。昼ごはんというよりオヤツ系なのでパス。自転車でちょっと足を伸ばして焼肉ランチへ。


会場はとにかく暑い!日差しの暑さが完全に真夏。明日この日差しの下で走るのかと思うとウンザリする。やっぱ時期を1、2週間後ろにずらそうよ、、、


まーでも淡路島ロングライド150が復活してよかった。このイベントが無いとアワイチする機会がない。部分的にポタリングしに来てるけど単独で一周する気にはならん。


相変わらず風強い。ノボリのはためき方が強烈。これ見ると淡路島ロングライド150に来た!って気になる。


ブースはいろいろ出てるがロードバイクに偏ってるので見るモノも買うモノもなし。今年はカペルミュール来てないなぁ。シマノもいないのか。


TREKきてるけど当然ながらロードバイクだけ。E-MTBとか持ってきて欲しい。アワイチはロードバイクでやるもの、って空気感がどーにもなー。なんでここまで偏るのかよくわからん。ブロックタイヤのフルサスMTBでもアワイチできるのに。乗り心地いいから長距離楽だし下りも安全。E-MTBなら時間制限も問題ない。


アワイチ会場でビワイチに勧誘される(笑。機会があったら1回はチャレンジしてみたい。


ブースの写真撮り忘れたのでノボリ旗で代用するけど、鳴門大橋の自転車道(電車通す想定の空間に自転車&歩行者道をこれから作るやつ)のブースが出てた。来てたのは役所の人かな?話をしたがどーにも自転車に縁がない人だけで想像で考えてる感。

通路の幅は4mしかない(鉄橋部分は広いのに真ん中4mだけの狭い通路にするセンスも、、、)。その4mに歩行者と自転車を分けて自転車部分は対面通行のセンターラインを引こうとしてる。

あのなー、そんな狭い幅で無理に区切るなよ。4m幅全部を歩行者優先で自転車は左側通行ってことで運用すりゃいいじゃん。よーするに堤防沿いのサイクリングロード的な感じ。歩行者は自由に歩いて自転車は歩行者優先で避けて走ればいい。

誰もいなければ広々と真ん中通れるし、対向自転車いてもそれぞれが端に寄れば余裕ですれ違える。無理に狭く区切る金があるならルールを徹底告知する方に回してくれ。左側通行してれば問題ない。狭く区切る方が危ない。そもそもずっと直線で先は見えてるんだし。

自転車での利用も「渡れるようになります」止まり。どーやってその近くに自転車持って行くの?ってことに無頓着。自走で行けるのは近くに住んでる人だけだぞ。輪行も少数派。お金かけて遊ぶ人は車に積んで自走範囲の駐車ポイントまで来る。周囲10km圏内ぐらいに都合のいい駐車場はあるのか?ないわな。鳴門周辺って車置ける起点無くて困ったし。

自転車で橋を行き来させて周辺に金を落とさせたいなら車で自転車持っていけるようにしてくれ、ってことをクドクドと語らせてもらった。

こういう感覚は自転車乗らない人には通じないんだよなー、車ならそのまま観光ポイントまで行くんじゃないの?ぐらいにしか思ってない。サイクリングは家から自転車でやってくるモノだと思ってる。そーじゃないんだよ。何十キロかの範囲を自転車で散策するためにわざわざ車に積んで遠くへ遠征する。そういうのが金を落とす層だぞ。


受付をする。今回は自転車用のゼッケンなかった。ヘルメット用と背中ゼッケンのみで背中側のに計測タグが付く(ゴール後に回収)。


受付すると参加賞をくれる。ほぼ確実に玉ねぎが入ってるので会場内の散策前に受け取ると面倒なことになる。会場内を一通り見てから受付、そしてすぐに車に戻る想定が良い。自転車で車に戻って車に積み込む。前夜祭終了後にさっと移動ができる準備をした上で歩いて再び会場に戻る。


阿波踊り。本気の踊りだ。


凧のやつ。糸引いてるおっちゃんノリノリ。


なんとなく持ってきたモンベルの日傘が絶大な効果を発揮。上半身を日陰にすればこの炎天下でも滞在できることがわかった。


冷たいモノ系のキッチンカーが来てるのがありがたい。ブルーハワイで体の中から冷やす。


ビワイチの担当者が漫才もどきのやり取りしつつ色々説明してるが、あまりの暑さにステージ前はガラーン。


お偉いさんの挨拶が終わったら、、、


じゃんけん大会!何かゲットできるか?


カラフルな風呂敷みたいなやつ、輪行袋だとさ。うちのは入れられんなー。


1回だけステージ前に行ったが即敗退。収穫なしで終わった。


ビールのおつまみ用に姫路唐揚げを入手して撤収!


出遅れた、、、


夜は唐揚げとあわぢびーるで飲んだくれる。自転車話で盛り上がって気がつくと結構な時間。いかん!寝るぞ!


翌朝は4時起床。すでに蒸し暑い、、、4時半から動いて会場の駐車場に舞い戻る。


自転車の準備。カメラまみれなのでセットアップがごちゃごちゃ。ヒップバックには6DMk2、自転車バックにはM200、首からはGoPro7。そしてGoProへはモバイルバッテリーから外部電源供給。

あと、今回はアワイチで504Whのバッテリーがどう消費されるか正確に確認するためにiPhoneはモバイルバッテリーから電源供給。本体バッテリーは純粋にアシストだけに使う。

当然ながらアシストモードは常時HIGH。HIGHモードでアワイチの150kmを走ってバッテリーがどれだけ余るか?カタログ値で90kmでも150kmを走れる理屈は後で解説。


明るくなった。そろそろ並ぶか。カテゴリーBのスタートまでまだだいぶ時間ありそうだけど。


カテゴリーBは土手上の道に並んで待機のようだ。すでにいっぱい待機してる。チト出遅れたか。


長いこと待ってから動き始めた。スタートゲートまでゾロゾロと押し歩きで移動。


実際のスタートまで25分ぐらい。思ってたより早かった。以前に出てたカテゴリーAの時より20分ぐらい遅いスタート。


ひたすら南下。


太陽出てきた。すでに日差しが暑い!


海沿いに出た。ちょっと南風で速度出にくい感じ。


海側から照りつける太陽があちー。


市街地で信号待ち。あまりに自転車の密度が高すぎて追い越しかけた自転車が停止時に左側に入る隙間がなくて行き場なく並んで停車って状態をよく見かけた。後方スタートなので先に出た大量の自転車が滞留して詰まりがちになる感じ。信号ではだいぶ手前から隙間なく自転車で埋まってしまうのでタイミング逃すと左列に入れなくなる。

カテゴリーBのワナはスタートが遅い上に走行時も詰まって強制的に低速や渋滞停止になること。つまり洲本到着がかなり遅くなる。その時間分をそこから先で挽回できないと制限時間に引っかかりやすくなる。ゆっくり楽しむ、ってのは時間的に無理がある。


遅いペースの自転車をできるだけパスして前に出る。とはいえ巡航速度は24〜25km/hぐらい。ブロックタイヤのMTBでは足が元気な時でこのぐらいの速度が限界。このペースで走れるのは前半だけかな。後半は足動かなくて22km/hぐらいに低下するはず。

で、ここでバッテリーの持ちに関する理屈を少し。E8080は22km/hで完全にアシストが切れる。つまりこのペースで走る限りバッテリーはまったく減らない。体力がある間の平地巡航はバッテリーを消費せずにワープしてるようなもの。

Eバイクは楽そうでいいなー、とか思われてるけど平地はふつーに人力自転車。人力フルサスMTBと何も変わらん。重いだけ。


洲本市に入った。朝ごはんエイドまでもう少し。


橋の手前から大渋滞で進まなくなった。何があった?


橋を過ぎてもずらー。この先の信号で詰まってるようだ。こういう渋滞があると頑張った走りで縮めた時間はパー。こういうので時間見積もりがズレていく。大規模イベントのワナ。


やっと交差点まで辿り着いた。あれ?これ直進するの?エイド変わったのか。


少し先の松林がエイドになってた。



朝ごはん。豚汁とおにぎりを頂く。豚汁食べてたらJR1のKさんが見つけてくれた。2000人規模でカテゴリー違いでスタートしたのに合流できるってなかなかの幸運。カテゴリーAが走ってる時も橋のとこで大渋滞してたようだ(それで時間差が詰まった?)。


今日はとにかく水がいる。1区間で500mlは簡単に飲み尽くす。エイドで水もらってその場で食べ物と同時に半分ぐらい消費。エイド出る前に再度満タンに水もらってアミノメイトを溶かして走行用にする。


駐輪場所はロードバイク専用。細いタイヤしか立たせることができない。やっぱりアワイチ=ロードバイクの前提でしか考えてないようだ。こうやって駐輪スペース作ってるから寝かして置くのもやりにくい。仕方ないのでポールスタンドで強引に立てて駐輪。今回は混み合って駐輪スペースに悩むとこ多かったのでポールスタンドが役に立った。


エイドを出て観光ホテル街へ入る。昔はホテルスタッフとかが並んで手を振ってくれてたが今ではそんなに熱くないようで誰もいない。


それにしても淡路の車線は狭い。これ車との共存は理屈的に難しいよな。交通量の少なさで辻褄合わせてるだけ。2000台の自転車が道路を走る今日は完全にキャパオーバー。地元に周知してるんだろうけど3連休は県外の車も多いからだいぶ無理がある。やっぱ普通の週末開催にするべきだぞ。


猛烈に暑い。この暑さでGoProは熱暴走しまくり。停止するだけでなく暴走ロック状態でバッテリー抜かないと復帰しない。そして復帰後に10分もするとまた熱暴走、、、だめだこりゃ。動画は断念。


水仙郷方面へ。


ここからは車両規制された登坂区間。だけど後ろから車来てて誘導にゴタゴタしてるようだ。


人力組には悪いが本気で走る。視界に入る自転車は全て抜き去る。ただしこっちも目一杯。高ケイデンスでギリギリの高出力。心臓バクバクで息はゼイゼイ。楽に登ってると勘違いされるけどそーじゃない。本気で登ればキツさは人力自転車と同じ。キツくて速いだけ。

本気で踏めば踏むほど(というかE8080の場合は高ケイデンス維持も必須)高い速度を維持できるのでアシスト比率が下がる。負荷に対するハイブリッド比を人間側に寄せてる状態になるのでバッテリー消費が抑えられる。

これが減衰式アシストのマジック。ECOモードでゆっくり楽に登坂するよりHIGHモードで全開アタックする方がバッテリーは減らないのである。


まさかシャアか?赤いマシンに乗ってるが3倍の速度では動いてないなw


ナゾのパラダイスを眺めつつ下る。今回は時間余裕が怪しいので止まって写真はパス。


登り返しでまたゴッソリ追い越して最後のピーク。頑張りすぎて足動かなくなってきた。すごい速いけどすごいキツイ。そして驚くことにまだバッテリーの表示は1メモリも減ってない。消費量は1メモリ(20%)内で収まってることになる。


海までどーんと下る。前を走ってた人がたいして速度出てないのにコーナーでアウトに膨らんでもがく。うーん、MTBにはわからん状況だ。危ないので先に行かせてもらう。


海まで降りて海岸線をひた走る。今日は空と海の色がサイコー。めちゃくちゃ暑いけど。


こないだ淡路キャンプに来たときに登った諭鶴羽神社への表側の道を見つけた。ここから入るのが本来の道のようだ。


海側を見ると島が見える。あれが沼島。諭鶴羽神社から見えるやつ。


残りを飛ばしてエイドへ。


灘エイド到着。到着と同時にバッテリー残が1メモリ減った。この時点で20%消費。


ここは日陰まったくなし。日差しにいつまで耐えれるか我慢大会のような状態。走ってる方が走行風でまだマシ。休憩にならーん。



まずは給水。そしてびわゼリー、パン、かまぼこなど頂くが、パンは半分しか喉通らなかった。あまりの暑さにヤラれて食欲が出ない。水ばっかり飲んでしまう。追加で水もらってアミノメイト水を作っておく。


自転車のとこに戻ったら横に変わった2人用自転車があった。


これは、、、竹?なのか?ジロジロ見てたら持ち主が来たので聞いてみたらやっぱり本物の竹だそう。へー、と思ってたら「下のフレームは木です」って、木?木材?木で自転車のフレームって作れるの?

なんか竹や木でオーダーメイドの作ってるビルダーがあるようだ。うーむ、知らない世界だ。


KさんのJR1。綺麗に乗ってるなー。じっとしてると暑くて死にそうなので出ようと思うがKさんともう一人が見当たらない。暑くて待ってる余地ないので先に出る。どっちも追いつく能力あるから大丈夫だろ。


動くと走行風があるのでだいぶマシ。日向は止まってる時がヤバい。


よい景色だがこの先に強烈な登りがある。


力尽きた人が足ついて止まる。Eバイクでも追い越すとなると全開走行。後ろから車もくるので後方確認しながらタイミングみて1台づつ抜いて前に行く。

この絵を見て「自転車が並走してる。ジャマだけしからん」って批判する人いるけど、これ並走じゃなくて追い越し中。左側走行してるけど歩いてる人や自分より遅い自転車は追い越していく。追い越し後は左に戻ってる。追い越し可の区間なのでルール違反ではない。

ただ、登坂では自転車が密集しすぎて道路がキャパオーバー、追い越しが同時多発的に発生する。常に誰かが追い越し中の状態になるので車からは並走に見えてジャマなのは確か(車来たら避けるけど瞬時に加速とか無理なので避けるのに時間かかる)。でもそれは大規模イベントで極端に混雑してることが原因。混雑に対して意見するならイベント開催側へ。


下りに入った。登りでだいぶパスしてきたので空いてる。遠慮なくビュンビュン下る。


平地の田園地帯。


藁を干してる。最近ではあまり見れない絵。


こっちは稲刈り真っ最中。


田園地帯が終わると登りが待ってる。淡路島は甘くない。


14〜19km/hぐらいでガンガン登る。自転車多いと追いついて後ろについて一旦速度落として、前がどのぐらい先が空いてるか確認した上で後方から車が来てないタイミングで一気に加速して追い越す、ってことの繰り返し。加速すると人間負担が一気に増えるので足はすぐにパンパンになる。

しかし、この辺を走ってる段階で思ったけどやっぱカテゴリーBで遅く出ると余裕もってゴールするの難しいよなぁ。Eバイクだから登坂区間で時間縮めてるけど、これ人力自転車だったら死ぬ気で走ってギリギリじゃないの?ゆっくり走りたい人が後方から出たらやっぱり足切りに引っかかるでしょ。


もうすぐ福良。


登坂で縮めた時間を使ってジェラート屋に寄る。こういうのがやりたかった。人力自転車だと時間に追われてこの余裕が作れない。


狙ってたトマトイチゴは入れ替わったようでなかった。というわけでイチゴとパイナップル。今日は冷たいモノがサイコーにうまい。


壁のような激坂を登って幹線道に出る。


幹線道に出ても登り。


景色は良いがあちー。


灼熱の中、アップダウンが続く。


山の向こうに風力発電が見えるとやっと折り返して戻っていく方向になる。でも慶野松原はまだまだ遠い。


海沿いに出た。


キッチリと夏の海。


市街地の狭いとこをひたすら走る。


松林が出てきたらエイドに到着。


松の日陰がホントありがたい。日向では休憩にならん。だいぶ時間余裕増やしたのでここでゆっくりする。どーせ次のエイドでは日陰ないし。



淡路島ヨーグルト、プリン、手延べそーめんなど頂く。氷水で冷やしたヨーグルトがめっちゃうまい。いつもはパンも食べるけど今日は食えん、、、アミノメイト水で給水しつつ日陰でゆっくりと休憩。


慶野松原を出て多賀の浜へ向かう。この区間は19kmと短いので気が楽。


ひたすら海沿い。ときどき小さなアップダウンがあるが、大半は平坦路。もう疲れて平地巡航で22km/hを保てなくなってきた。でもE8080は意地悪なことに、速度低下する方向では21.5km以下にならないとアシスト入らない。結局のところ平地でヒュルヒュル音を聞く機会はあまりない。

もっとも21km/hとかでヒュルヒュルいわせても体感的なアシスト力は全くない。OFFにしても差ががわからない。アシスト感があるのは19km/hぐらいまで。シマノのユニットは規制よりもかなり下に設定されててムカつく。ちゃんと規制ラインギリギリを狙えよなぁ。変に低くするから改造する人が増えるんだよ。


多賀の浜エイド着。バッテリー残は2メモリ減って残り3メモリの表示。40〜60%のどこか。感覚的には半分以下にはなってそう。正確なパーセント表示が欲しいぞ。



竹ちくわ、たまねぎスープ、チューチュー(正式名チューペットらしいが香川はでこの呼び名)など頂く。やっぱり冷たいモノがうまい。


給水してロールパンも1個頂く。1個づつバラしてくれてたのありがたかった。数個入りの袋ではもらう気しない。

最後のエイドなのでゆっくりしたいとこだが日陰ないのでどーにもならん。それに気がつけば時間余裕もあんまりない。ほどほどで出る。


狭い道をがんばって走る。建物が迫りすぎてて左側ギリギリは走れず少し右寄りになる。そして車が結構くる。対向車も来るので追い越せない車が後ろで詰まって渋滞。しかしどーしようもない。根本的に道が狭すぎる。これだけの交通量を受け止めれるはずがない。


海沿いまで出ると少し路肩があるのでマシ。


そしてまた狭いとこ。知らないうちに観光施設がいろいろできてる。幸せのパンケーキとかカフェとか。路肩空間に駐車禁止のパイロン置いてるから自転車走りにくい。そして路肩のないエリアにも歩行者がいる。ここ目的の車も増えるしもうめちゃめちゃ。以前とは状況が変わりすぎてる。


このぐらいの安心して走れる路肩エリアを整備して欲しい。これもすぐ終わる。


海岸線をひたすら走ってよーやく橋がチラッと見えてきた。


明石海峡大橋をバックにパチリ。アミノメイト水飲んでちょっと一息。


あとちょっと。ここから最後の登り。


サクッと登って観覧車に向かって下る。


下の交差点で大渋滞かと思いきや数台程度ですんなり通過。いつもは詰まってメチャメチャなのに。


高架をくぐったら会場入り口はすぐそこ。


誘導に従って会場内へ。


計測器をピッと通過。


そして制限時間の30分前に150km走り切ってゴール。名前の読み上げは聞こえなかった。大量に押し寄せたからタイミングがズレたんだろうな。残念!


いやー疲れた。Eバイクなのにこんなに疲れるなんて、、、異様な暑さに体力の半分ぐらいを持っていかれた感。もうボロボロ。


そして気になるバッテリー残は2メモリ。2メモリ表示になってからも走ってるので感覚的には30%残かな。つまり504Whの70%ぐらいの容量でアワイチできたことになる。体重74kg(装備品で+2〜3kg)が乗っての条件。軽い人ならもっと有利。

カタログ値のHIGHモード走行可能距離は90kmなのに150km(獲得標高1200mぐらい)を走ってバッテリー30%余った。獲得標高から考えてもバッテリー消費が少ない。魔法のようだが理由は簡単。

「全力で走ったから」

日本規制の減衰式アシストは速度が上がればリニアにアシスト率が下がる。楽に走るのではなくロングライドとして頑張って走れば速度が上がってアシスト比率が下がり気味になる。HIGHモードでもアシスト比率が下がれば消費電力は下がる。

平地はシマノの低すぎるアシスト上限の影響でアシスト外速度(22km/h以上)での巡航になる。その速度で走る体力がある限り平地の走行距離は上限がない。いくら走ってもバッテリーは減らない。その上で登坂時もケイデンス上げて真面目に走る。その組み合わせがこの結果。

つまり、ロングライドイベントの環境下ならTRS2AMの504Whで150kmは余裕で走れる。バッテリーを使い切るつもりならペースをもっと落としても大丈夫。さすがにポタリングペースでは150kmは持たんかな?それ以前に制限時間に引っかかりそうだが。


計測チップを回収してもらって完走証を受け取る。pdfを勝手にダウンロードしろって時代だが、名前入りの印刷した完走証をくれるのが淡路流。これはこれでアリ。

4年ぶりの淡路島ロングライド150は楽しかった。また来年もエントリーしよう(^^)

トップ > 自転車の話 > BESV TRS2 AM > 2023 淡路島ロングライド150
2023 淡路島ロングライド150 COPYRIGHT 1996-2024 E-NAYA
Powered by WPMS